燻製サバのペペロンチーノ
こんにちは、糸島スモークです。
今回は、普段行っているバーベキューを一味違う楽しみ方として燻製を取り入れてみませんか?という主旨の元、燻製をバーベキューメニューに取り入れるノウハウをまとめてみました。
これから夏に向けてバーベキューを行う方も多いかと思います。是非参考にしてみて下さい!
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目次
燻製の基礎
まず、燻製と聞いて、「手間がかかりそう…」とか「専用の燻製器とか必要だからお金がかかりそう…」などマイナスイメージをもたれる方もいらっしゃるかもしれません。
はっきり言います、一から炭に火を付けてバーベーキューをしようとしてる方からしたら燻製のための準備ぐらい全然大したことないです。
中には業者にまかせっきりの人もいるかもしれませんが、それでも燻製は皆さんが思っているよりもずっと簡単だと思います。
燻製の基礎知識はこちらの記事にまとめてますので、初めて燻製を行う方はこちらを参考に。
【決定版】初心者でも簡単!燻製にしたら美味しいオススメ食材ランキング!
僕がオススメするのは、スモークウッドを使った温燻です。
理由は以下3点
- 燻製器を自作しやすい(段ボールなど)
- 炭火を使用する熱燻だと火加減や温度をコントロールしにくい
- 市販の使い捨ての燻製器が手軽で簡単
という理由です。
ですので、今回はバーベキューの燻製、中でもスモークウッドを使用した温燻のやり方を紹介していきます。
糸島スモークが考えるバーベキューに燻製を取り入れるメリット
さて、改めてですが、バーベキューに燻製を取り入れるメリットを紹介していきます。こちらはあくまで個人的意見がメインです。
普通のバーベキューに飽きた
まず、僕の場合、正直普通のバーベキューに飽きたというのがまず1点です。
いつも僕はこのサイトを利用して友達とキャンプに行くんですが、何度も同じ場所にキャンプに行くのって正直飽きませんか!?
料理好きの方などはバーベキュー用に前日から仕込んだりして、自慢の得意料理などを持ち寄ってやってるかもしれませんが、基本的に男ばっかりのバーベキューになると、肉を焼くだけとか、持ち寄ってもおにぎりを握って焼きおにぎりにするぐらいです。
自称料理好きのアラサー男子からするとこれが少し物足りなくなるんですね。
天気の良い日に屋外でお酒を飲むだけで十分という方もいらっしゃるかもしれませんが、女の子もいて、男女でバーベキューとかになるとちょっとカッコつけたくなるじゃないですか。
はっきり言って燻製=男の料理的な印象はありますが、僕は「燻製の味、苦手なんだよねー」という女性はあまり聞いたことがありません。むしろ、スモークチーズとかをさっと作って振舞うと「おいしい!」とすごい喜んでくれる印象です。
もちろん、一緒にバーベキューをする人によりますが、「たまには一味違ったバーベキューの演出」としては燻製はうってつけです。
むしろ、燻製は包丁も使わずにできる料理なので、料理苦手な女性にもオススメです。
煙を気にしなくていい
個人的にはこちらのメリットが大きいです。
僕は賃貸マンション住まいなので、自宅の庭でガンガン燻製したり、自作で燻製器を作ったりできません(現在絶賛開発進行中ですが)。
バーベキューをする、できる場所というのは基本煙を気にしなくていいはずです。もちろんそうですよね、横でガンガン炭火で肉を焼いてるんですからw
ここでおさらいですが、
熱燻…煙少ない
温燻…煙多い
です。
マンション住まいだとなかなかしにくい温燻も、バーベキューの時は煙を気にしなくていいので、こんな機会に熱燻を行うよりもガンガン煙出して温燻しましょうよ!という意味も込めてます。
(ただし、熱燻を否定しているわけではありません、好き嫌いや食材によっては熱燻がいい場合もあります)
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バーベキューで燻製を行う際に必要なもの。
では、実際にバーベキューの時に燻製をやる時に必要なものを紹介していきましょう。
燻製を行う際に、必要なものは3つの選択肢によって変わってきます。
- 段ボールと網で燻製器を自作する。
- 市販の使い捨て燻製器キットを購入する
- 通常の燻製器を購入する。
初心者にもオススメなのは断然②なんですが、順に説明して行きます。
段ボールと網で燻製器を自作する。
驚かれるかもしれませんが、燻製器は自作できます。
しかも全部100均に売ってるもので、です。
原理を説明すれば、スモークウッドに火を付けてある程度密閉した箱の中に食材を置いとけば燻製は出来ます。
なので、少し大き目の段ボールに網を引っ掛けて、その網の上に食材を、下に火を付けたスモークウッドをおいて、
段ボールが燃えないように気を付けておけば燻製の出来あがりです。ただし、注意点としてはその網に合う段ボールが準備できるか、段ボール内の温度を適正に保てるか、の2点です。メリットはそのコストの安さです。
段ボールは誰かの家にあるものを持っていくとして、100均に売っている網、スモークウッドで計1000円弱で燻製ができます。
実際に段ボールで燻製してみました。
段ボール自作燻製器のメリット…コストが安い。
段ボール自作燻製器のデメリット…多少の設計イメージの必要あり。
市販の使い捨て燻製器キットを購入する
繰り返しになりますが、個人的にオススメはこれです。
自作の段ボール燻製器と違って、既にキットになっており、説明書に従って組み立てて行くだけです。簡易的なレシピも付属していることもあるので、正に初心者向けと言っても過言ではないと思います。
ただし、そんなに多い量を燻製できるキットではないので、大人数のバーベキューの場合は少しもの足りないかもしれません。単価は1000円~2000円ぐらいなので、2,3個購入して、食材を変えた燻製器を並べるのも楽しみが増えていいかもしれませんね。
大手量販店やホームセンターには基本おいているものだと思いますので、食材を購入する際に、買っておけば現地でそのまま組み立てることも可能です。
個人的にオススメなのはSOTO(ソト)の「燻家 スモークハウス」です。
燻製をやっていると大体SOTO社の製品を使うハメになるのですがw
かなり初心者向けに作られていて、燻製をもっと色んな人に楽しんでもらいたい!という熱を感じるメーカーなので個人的には贔屓にさせて頂いてますw
使い捨て燻製器キットのメリット…説明書の通り組み立てるだけ。
使い捨て燻製器キットのデメリット…自作より少し割高。大量には向かない。
通常の燻製器を購入する。
普通に燻製器を購入するやり方です。特段言うことはありませんw
これからバーベキュー以外の日も自宅で燻製を初めてみよう!という人はこちらがいいかもしれません。
マンション住まいの方は燻製器選びには注意が必要なので、こちらを参考にしてみて下さい。
後は熱燻器は持ってるけど、温燻用の燻製器は持ってないなぁという方もこの選択肢を人もいるかもしれませんね。
また、バーベキュー用に燻製器を購入するのもいいかもしれません。
嵐もバーベキューで燻製してます。
是非自分に合った、燻製器を準備してバーベキューに臨みましょう!
僕は市販のものも、段ボールも容量、コスト、持ち運び面でストレスになることがあったので、自分で作っちゃいました。
※興味がある方はこちらからどうぞ!
燻製する食材について
バーベキューの時に燻製を行う際、どんなものを燻製するかも気になりますよね。
僕の場合、参加人数や前日までの仕込みに費やせる時間などを考慮してメニューを決定して行きます。
最近では手ぶらで現地に向かい、BBQセット、準備を全てやってくれるサービスもありますよね。
僕も面倒な場合はメインの食材は↑みたいな業者さんにお願いして燻製器だけ持っていくだけの事もあります。
こういう場合でも自分たちで持って行っておいた方が良いオススメの食材、レシピを紹介していきます。
結構入門編ですが、炎天下の中、じっくり食材に火をかけるので、悪くなりにくいものを選んでます。
チーズ
定番ですね。屋外だと温度によっては溶けやすくなるので、冷蔵クーラーなどに入れておいて、燻製する前に軽く水分を拭き取り燻製するとあまり溶けずに上手く燻製されます。
チーズの種類はなんでもいいと思います。意外とカマンベールチーズの燻製が苦みと甘みがあって好きです。
ミックスナッツ
ミックスナッツも仕込みなしでOKです。ただし、網に直接おけないので意外とアルミホイルがなくて困ったりすることがあります。僕も何度かそれで断念した悔しい思い出があるのでw要注意です。
ベーコン
燻製界でベーコンというと、豚バラブロックから作るベーコンという意味合いが強いですが、この場合は市販のベーコンを燻製するので十分だと思います。その際はブロックでもいいですし、薄切りにしてあるものでも十分に行けます。
タマゴ
個人的にはタマゴはゆで卵をそのまま燻製するよりも一晩醤油に付けておくと味が格段に美味しくなるので、バーベキューの前日にジップロックなどで漬けこんでおき、そのまま現地に持っていくことが多いです。これも燻製メニューの定番ですね。
チキン
ベーコンと並ぶ、燻製界の肉メニューとしては王道ですね。胸肉でも、もも肉でもどちらも良いですが、チキンの場合、燻製したものをバーベキューならでは、炭火で少し焼いてあげると風味が増して最高です。
僕が尊敬するたけだバーベキューさんがバーベキューレシピを紹介しているので、こちらも参考にしてみて下さい。先ほど紹介したコールマン社のパーティボールグリルを使ったレシピなので結構本格的ですが、ここまでバーベキューで振舞うことができれば、人気者間違いなしですねw
http://www.coleman.co.jp/bbq/recipe/recipe_takeda.html
まとめ
如何だったでしょうか?
今年のバーベキューは何かいつもと違う感じにしたい!
せっかくだからこの機会に燻製を初めてみたい!という方に向けて書きましたが、この記事をきっかけに少しでも多くの人が燻製を初めてくれたら嬉しいです。
屋外で燻製を食べながらお酒を飲んだり、友達とワイワイやるのは最高ですよ!
それではみなさん良い燻製ライフを!
自分で燻製器作っちゃいました。