燻製サバのペペロンチーノ
ここでは燻製に合うお酒の紹介を行っていきます。
僕の酒飲み仲間に好きなお酒のレビューを書いてもらったので、参考になれば幸いです。
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ゆきじいです。
国産ウイスキーとしてはおそらく最高の酒と出会ったことがあります。
サントリーのインペリアルというお酒。
それは有名酒造メーカーの醸造所でのあるイベントでの出来事でした。
普段は怠惰な私ですが、特定の部署に対する思い入れとそれへ対する行動の速さは自分でも驚くほどですが、それがどこでどう評価されたのかは知りませんが、自分で行った覚えの無いクラブへの会員登録がさなれ、イベントに招待されたのです。通常なら絶対に連絡さえしないのですが、正体元が大メーカーの、それもそこを代表する醸造所であるため、内容をよく確かめてから出かけることにしたのです。
盛大な式典でした。
ここへは既に何度か訪れており、その構造も熟知してはいましたが、一般の見学ルートとはまた違う、より身近に眠っているであろう原酒達に近づけたのは非常に幸運でした。
まさしく天使の息吹を感じたと思えるくらいでしたから。樽に刻まれている物は私の生まれた年に近い物さえありましたから、より親近感を感じましたね。
特に蔵出しという一種の儀式には感動さえしました。
現実には品質管理のために何度も樽の開封がなされているはずですが、男の浪漫と言うか、タイムカプセルを開くその場に臨席するというわくわく感がそこにはありました。
形の上だけでしょうけれども日本酒の薦被りの鏡開きのように木槌で樽を叩いて開栓する行為は神事のようでもありました。
期待していた芳香が一挙に広がるというようなことはありませんでしたが、それでも華やかな雰囲気が場に広がります。
小さな試飲用と思わる道具が樽に入れられて黒に近いかのような琥珀色の液体がグラスに注がれるとその興奮は最高潮に達しました。
既に当選者が決められており、私はその選に漏れましたがそれよりも道具からこぼれて床を濡らしたかわいそうなウイスキーの方が気がかりでした。
ああ、なんと勿体ない。
恥も外聞もかなぐり捨てて真剣に嘗め取りたいと思ったくらいでした。
招待客にはこのメーカーの看板商品が限定量ではありますが振る舞われました。
さらに利き酒も行われて、見事に正解した私はご褒美としてミニボトルが贈られ、気分はもう最高でした。酒飲みとしては物足りない量でしたが、他にも有料の試飲も用意されており、私はその一番高価な物を選びました。
それはその一番が見たことないウイスキーで、他の全ては高価だけれども金さえ払えば買うことのできる代物だったからです。
私はある程度高をくくっていましたが、口に含んだ瞬間、いつも愛飲している2級(当時は未だ酒類の等級販売制度が行われていました)ウイスキーが泥水のように感じられたくらいの衝撃でした。
高級な洋酒というものは実際の収入に比べれば飲んだ経験の数は自負しているのですが、それらが比較にならないくらいの旨さがそのウイスキーにはありました。
本当に美味かったです。
もう一杯といきたいところでしたが、帰りの電車賃の他にはもう僅かな小銭しかポケットには残されていませんでした。
こんなことなら銀行へ先に行っとくんだったと後悔しましたが、残りの桁数をいつも気にしなければならない身分では贅沢過ぎる行為ともなるのでしょう。
こう考えると酒の酔いもあるのか、気分は落ち着きました。あれ以上の酒に出会ったことは未だにありません。
もしもう一度口にする機会があったとしても、あれほどの感激をすることも無いでしょうが、良い意味でも、悪い意味でも私も様々な経験を積ませてもらったお酒です。
どんな方にお勧めですか?
お酒が好きなら誰でも!
女性も好きそう!
男性にオススメしたい。
つまみ次第かな。
どんな燻製おつまみが合いそうですか?
肉(サラミ・ソーセージなど含む)
魚介系(スルメなど含む)
ナッツなどの乾きモノ
チーズ
ご飯と一緒に行ける!
オススメの飲み方は?
ストレート
ロック
ハイボール
水割り
その他
自分で燻製器作っちゃいました。