燻製サバのペペロンチーノ
普段は燻製の話ばっかりしているのですが、今回はいつも燻製料理を作る時に使うオリーブオイルについて紹介していきたいと思います。
オリーブオイルはパスタを作ったり、肉を焼いたりする時にメインに使っていますが、燻製との掛け合わせで言えば、スモークチキンを燻した後にフライパンで焼く際に使ったりします。
燻製オリーブオイルとかもありますよね。
他の燻製料理でも使うことあるかと思いますが、正直味にこだわるというよりは値段で決めていた自分がいたので、もう一度色んなオリーブオイルを使ってみよう!というのがこの企画の始まりでした。
料理が趣味って人も以外とエキストラとバージンの違いって何?って人も結構いらっしゃると思いますので、改めて基本的な情報から紹介して行きます。
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オリーブオイルってそもそも何?
オリーブオイルとはその名の通りオリーブから抽出された油のことです。
地中海周辺が名産地であり、消費量世界一はギリシャと言われています。
ごま油やサラダ油と違って果肉(種子ではなく)から抽出されるので風味が損なわれにくく、酸化しにくい、というのが特徴です。
後にご紹介して行きますが、オリーブオイルには酸度、というものがあり、高級なオリーブオイルかそうでないかはこの酸度によって見極めることが出来ます。
ですので、油の中では珍しく、高級品かそうでないものかの幅が大きい、というもの特徴の一つと言えそうです。
オリーブオイルの種類はどんなものがある?
一概にオリーブオイルと言っても種類が様々あります。
オリーブオイルは4つに分けられます。
・エクストラバージンオイル
・精製オリーブオイル
・ピュアオリーブオイル
・オリーブポマースオイル
この4つがあるのですが、何の違いがあるのでしょうか?
順に説明していきます。
エクストラバージンオイル
エクストラバージンオイルは科学処理を行っておらず、果汁を濾過したものになります。
科学的側面、品質共に鑑定士による検査で合格したものになり、具体的には酸度が100g当たり0.8gを越えないものを指すと言われています。
とにかく優秀・高級・高品質なのがエクストラバージンオイル、ということですね。
オリーブの一番搾りの中でも世界基準で品質が良いものだけがエクストラバージンオイルと呼ばれています。
一番搾り…バージンオリーブオイル
その中でも特に優秀…エクストラ
という感じですね。
じゃあエクストラまで行かないバージンオリーブオイルはどうなるの?って話になるのですが、それは品質は高い順に「バージンオリーブオイル」「オリーブオイルランパンテ」と呼ばれます。
日本のエクストラバージンオリーブオイルは世界基準だとエクストラではない!?
現在、世界で出回っているオリーブオイルは「国際オリーブ協会(IOC)」という団体によって審査されており、その基準をクリアしないとエクストラバージンオリーブオイルと名乗れないのですが、日本はかつてこのIOC基準で審査を行う機関がありませんでした。
日本は「日本農林規格」という審査基準によってエクストラかそうでないか(ピュアオリーブオイル)の2択でしか基準を設けていなかったのです。
2010年にやっとIOC基準の「一般社団法人日本オリーブ協会」が発足したのでその基準はIOCと同じになりましたが、それ以前では基準が世界基準ではなかったため、「日本のオリーブオイルは偽物だ」という風潮が起きたようです。
僕が愛用しているKIRKLANDのオリーブオイル(コストコで購入)もそのJASでの認定のため、エクストラバージンオリーブオイルと謳ってますが、世界基準ではどうか、って話ですね。
精製オリーブオイル
精製オリーブオイルとはバージンオリーブオイルを精製したもの、と言っても意味がわからないと思いますが、
脱酸、脱臭、脱色などの科学的な処理を施すので、独特のクセや匂いを取り除くことが出来ます。
しかし同時に油に含まれるポリフェノールやオレオカンタールなどの体に良い成分微量成分が失われるため、
ちょっとだけ科学的なオリーブオイル、と認識して問題はないかと思います。
この精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドしたものをピュアオリーブオイルと言います。
このブレンドの加減に定義はないので、バージンを多くブレンドする、精製を多めにブレンドするなど様々なオリーブオイルの製品が世に出回っています。
ピュアオリーブオイル
前述の通り、精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルをブレンドさせたものをピュアオリーブオイルと言います。
「ピュア」という言葉が使われているので「純な」という印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんがそんなことはないですねw
市販のオリーブオイルでスーパーに売っているものは大体がこのピュアオリーブオイルです。
日本人にエクストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルのどっちが美味しい?とアンケートを取ったところ、勝ったのはピュアオリーブオイルだったという結果もありますので、それほど日本人の舌に馴染んでいると言えそうですね。
なので、皆さんがイメージしているオリーブオイル=ピュアオリーブオイルと言っても過言ではないでしょう。
(うちはエクストラバージンしかつかわねぇぞコノヤロー!って人はごめんなさい)
オリーブポマースオイル
オリーブポマースオイルとは一度絞ったオリーブから再度絞り出したオイルのことを指します。
特徴としては非常に安価なことただし、栄養価も低く、非常に酸度が高いです。
その製造方法から、オリーブポマースオイルは必ずそう表記しないと販売できない決まりになっています。
それぞれのオリーブオイルの使用例
上記のオリーブオイルの種類で言えば、エクストラバージンは非常に香りが特徴的です。
日本人がピュアの方がいい、と言っているのにも我点がいきます。
なので香り付けをする際はエクストラバージン、揚げものや火を使うものに関してはピュアやオリーブポマースを使用するのが常識のようです。
特にオリーブポマースは非常に安価でもあるため、揚げものの際に使用されることが多いです。
冒頭に合った、僕のスモークチキンに火を入れる際のオリーブオイルはポマースでもいいかもしれませんね。
オススメのオリーブオイルランキング紹介!
オリーブオイルの基本的な情報を理解してもらったところで、オススメのオリーブオイルのランキングを紹介していきます。
今回は中でもエクストラバージンオリーブオイルのランキングになります。
全然使うオリーブオイルの種類とか気にしてなかった!とか、お店で食べるオリーブオイルは美味しいけど自宅で使うオリーブオイルはあんまり美味しくないのはなんで?(まさに僕です)という人はたまにはエクストラバージンを使ってみませんか?
それでは5位から紹介していきます!
商品レビューと一緒にどうぞ!
5位 Unioliva(ウニオリバ) エキストラバージンオリーブオイル
オススメ度
オリーブオイルに求めていた、特有の苦みを感じられる商品だと思います。
たっぷり使用するのでこの容量とお値段も嬉しい。
お気に入りになりました。
クリアーなグリーンでフルーティ香り
オリーブオイルはスペインがいいです。
油っぽくなくサラサラで少し苦み有り
味に不満はありません
ただ容器がペコペコで蓋び厚みが無いので使い難いのです
持つ為の溝もありますが強く持つと蓋が飛びます
使い始めは垂れます
移し替えれば良かった
厳しい意見もありますね~
4位 ヴィラブランカ オーガニックエクストラバージンオリーブオイル
オススメ度
毎日の食事に欠かさず使うのが同商品です。
頃合の価格にどんなおかずにも使える商品、リピして数年のお気に入り商品です。
口コミでは聞いていましたが、本当に美味しいオイルです。
何にでも合い、程よい、でもスパイシーな風味は癖になります。
リピ確定です!
市販のものとはやっぱり違うみたいですね!
3位 アルドイノ エキストラヴァージン オリーブオイル フルクトゥス
オススメ度
知人から紹介されて購入しました。サラダにワインビネガーと共にかけて使ってます。
他のオイルとは一味違い、おいしく食べることができています。
ちょっと瓶が大きいので、別の小型瓶に小分けしています。
東京駅前の超一流ホテルで食事した時に
このオリーブオイルを使っていたので、取り寄せたところ
たいへん美味しい。
これをベースにドレッシングをつくっているが
大好評。
今2カ月おきの定期購入だが、ちょうど無くなったころに
来るので大変便利
オリーブオイルはこれ。どれも同じだと思っている人も多いだろうが、一度試してみてほしい。間違いなく美味しいから。スーパーで買えば3500円程度で、ほとんどの店にはないだろう。デパートの食料品売り場で購入できるが、勿論値段は高い。Amazon定期便で購入していれば、他の高級オリーブオイル程度の価格で手に入る。
ビブグルマンのフレンチや有名イタリアンに行った時にもアルドイノが使用されていて中々いい気持ちになった。イタリアンのレシピ本にも度々出てくるので、料理が好きな人なら買って損はない。
こだわりの1本!って感じですね。
2位 ガルシア エクストラバージンオリーブオイル
商品購入はこちら
オススメ度
我が家ではオリーブオイルをメインに使っているので、この容量でこの価格だと本当にありがたいです('▽`)
沢山の量を使う我が家には、goodです。 大きいけど持ちやすい取っ手が付いてるのでモンダイ無しですし、飾ってもおしゃれなので、キッチンに立つのが、ワクワクしています。
コスパが最大のウリのようですね!
1位 グルメラバーズ・EVOOフレーバーオリーブオイル
オススメ度
少し高く感じましたが、商品自体は評判通り優秀で非常に使いやすいです。
日々のカロリーカットに最適です。
オリーブオイルとか、いつも結構皿の中に残っていたりするので、無駄が無くて良いです。
まとめ
如何だったでしょうか?
料理をする上で、しかも和食、中華以外なら使用することが多いオリーブオイル。
普段は量が多くてコスパが良いオリーブオイルを選んでも良いかもしれませんが、ここぞ!という時に使うエクストラバージンオリーブオイルを別に家庭にストックしておくとまた料理の幅が広がるのかもしれません。
たまには高級オリーブオイルでカルパッチョやサラダなんて如何ですか?
燻製したベーコンサラダにエクストラバージンを使用すると最高ですよ!
それではまた!
自分で燻製器作っちゃいました。