燻製・料理に関する内容を書いていきます。たまに仕事の話もします。

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【最強】ホームセンターと100均の材料で自作で燻製器を作りました。

更新日:

こんにちは、タクレイです。

 

今回は、ついに自作の燻製器を作りましたのでそのレビューをさせて頂きたいと思います。

僕のこのブログのコンセプトでもありますが、「燻製をより多くの人がより身近に」という主旨の元制作致しました。

何も庭付きの一軒家に住んでいる方だけじゃなく、都市部の賃貸マンションに住んでても、キッチンに換気扇があれば燻製ができるということをより多くの人に知ってもらい、一人でも多くの人に燻製を食して頂きたい、というのが僕の願いです(重すぎ)。

 

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タクレイはなぜ自作で燻製器を作ろうとしたか。

 

一番肝心なところです。

僕の中で明確にありまして、おそらく現在市販の燻製器を使用している方、特に賃貸マンションに住んでいる方なんかは特に同意見ではないかなと思います。

これから燻製を始める方も、いずれは問題になるところだと思いますので、この記事をきっかけにそこらへんを理解してもらいたいです。

 

 

僕は熱燻用の燻製器と、温燻用の燻製器を使い分けてました。

熱燻と温燻の違いがわからないという方はこちら

 

最近は温燻がメインで熱燻器はホームパーティなどで急に「スモークチーズ食べたい!」ってことにならない限りあまり使用してませんでしたが、

熱燻器はSOTO社のスモークポットを使用。

 

温燻には同じくSOTO社のいぶし処を使用してました。

 

レビュー記事はこちら

【燻製器レビュー】(いぶし処 お手軽香房)導入しました。
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主にはこのいぶし処を使用していて感じたことを自作の燻製器で解決した、という内容になります。

話の流れ的にSOTO社を敵に回すかもしれませんがあくまで消費者からの意見として、使用者からの意見として見て頂けると助かりますw

 

なんだかんだ市販の燻製器は使えば使う程ストレスが出てくる。

まず先に注意書きです。

この記事に該当する人は「あーわかるわかる!」と共感して頂けると思いますが、一軒家などで燻製を自由にできる環境の方はそこまで共感を得られないと思っています。

僕が感じていたストレスは全て「賃貸マンションがゆえの」ストレスだったからです。

 

そりゃあ庭でガンガン温燻できりゃこんな苦労はしませんよ!ってやつです。

 

 

如何に効率的に煙を換気扇に吸わせるか.....

如何に部屋に煙を充満させないか....

如何に効率的に多くの食材を燻製できるか...

が今回の自作燻製器のコンセプトでした。

 

そして最後に...

どんな燻製器ならば、まだ燻製をしたことがない人も興味を持ってくれるか...

 

まぁ結果は期待以上のものができて正直市販の燻製器には戻れないってのがオチなんですが。

 

僕が感じていたストレスは主に以下の4つです。

市販の燻製器はガスコンロの上だと安定しない。

いぶし処を使用している人ならわかって頂けると思うんですが、底の部分が針金で出来ているとコンロに引っかかってなかなか安定しなくないですか?

こんな感じ。

 

これめちゃくちゃ安定しないんですよ。

蓋開こうと思ったら傾いたり、引っかかってなかなかどかせなかったり。

なので、自作燻製器のコンセプトとして

「一口コンロに置いても安定する」という条件が一つできました。

 

なぜ一口でも?二口で安定すればいいじゃないか!?という意見に関しては、

「賃貸マンションの一人暮らしの方は一口コンロの方もいる」とお答えします。

 

コンセプトはぶらさない。絶対に。

 

鉄製の燻製器は温度が上がりすぎる。

サラリーマンは暇じゃないんです。

 

家に帰っても仕事をしている時もありますし、家に帰ってまで、時間に追われたくない。

燻製している時ぐらいゆっくりテレビを見たり趣味の時間を作りたいものです。

なのに鉄製の燻製器だと

 

温度が上がり過ぎてチーズが溶けてしまうんです。

 

温度計を見ながら温度が上がりすぎないように、温度が上がりすぎたら温度を下げるために少し燻製器を開けてみたりとしてたら、

ずっと燻製につきっきりで、ゆっくりなんて出来ないじゃないですか。

 

なので、時間を最大限に使うためにも、僕は40度を維持できる木製の燻製器を検討し始めました。

 

 

余談ですが、僕はチーズを燻製する時は必ずこういう風に燻製します。

 

そうです。縦に並べます。

 

写真はいぶし処の時の写真ですが、こうすることで一回の燻製でできるチーズの量が倍以上になるんですね。

効率厨の僕としてはなんとかこの方法を確立させたい!と思ってましたが、鉄製のものだと

温度上がる⇒チーズ溶ける⇒チーズ倒れる⇒全体的に煙が入らない

というなんとも言い難い問題が発生してしまったので、その解決策を見出したかった、というのが2番目の理由です。

 

僕が大量のチーズを燻製したくなった理由とその奮闘記に関しては後日再度記事にまとめます。

悲しい話ですが、振り返るとこれもまた燻製職人への一つの壁だったのかなぁと思います。

 

そもそも2段の燻製器ってどうなの?

容量の問題ですね。

単純に熱燻に比べ温燻は時間がかかるのに、それを2段の燻製器だと一回にできる燻製の量が少なくないですか?

僕はどうしても3段、そして一口コンロで完結でき、もう少し広い燻製器が欲しかったです。

 

なので、3段はマストでできるだけ広い網を使用するような燻製器の設計が必要でした。

 

こうすることで1週間のおつまみを一気に土日で燻製することも可能になりますし、大人数のホームパーティでも活躍出来ます。

網と網の間は多少狭くてもいいので、できるだけ多くの食材を燻製できるような燻製器を開発しました。

 

置き場所に困る。

いぶし処は一応折りたたみも可能ですし、毎回ちゃんと洗えば、キッチンの隅っこに収納することもできます。

 

ただ、

今から燻製したものをつまみに酒を飲もうって思っている人がそんな片付けなんかするわけないでしょ

 

鉄製のものは使えば使う程油まみれになってベタベタするし、折りたたみ方もなんかイマイチだし...

ってことで僕はほとんどいぶし処を折りたたんで収納したことはありません。

 

僕がめんどくさがり屋なだけかもしれないですが、それぐらい結構めんどくさいんですよ。燻製器洗うのって。

 

なので最後の条件は「簡単に収納できて毎回洗う必要がない」という条件です。

 

条件を解消するために木製の燻製器を選んだ

前述しました条件を満たすために「木製であること」は必須でした。

木製になると当然のこと、熱燻は出来ないのでまさに温燻用になります。

 

温燻ということは熱燻に比べ煙がでるので、できるだけ換気扇に近いところまでの高さで設計する必要があります。

問題が問題を読んでいる状態になっていきましたが、設計に詳しい友人に手伝ってもらい設計図の作成からスタート。

僕はあまり細かい設計などは得意ではありませんので、友人に任すことにしました。

ぶっちゃけ後になって振り返ってみるとこの設計の段階が一番時間かかった気がします...

 

こういう仕様じゃないとダメだ!という僕に対して友人はかなり頭を悩ませたと思います。

どうしても譲れない部分は上記の通りで、僕だけが使いやすい燻製器ではなく、今まで燻製したことがない人でも、「これならうちでもできるかも!?」と思ってもらうことが重要だったからです。

なので僕が譲れない条件は

材料費が安価であること。

パーツを解体出来て収納が容易なこと。

高さが50cm以上でできるだけ換気扇に近づけられること。

一口コンロでも安定すること。

3段であること。

この条件に決まりました。

ここまで読んで「そこまでする必要ねぇよ」って方はこちらの記事もお読み下さい。

 

2017年5月21日追記

設計図完成致しました。

こちらでDL販売しております。

燻し生活通販サイト

 

設計図ができたのでさっそくホームセンターへ

必要な材料一覧

 

これぐらいです。

すのこ…2枚

ブロック…4個

木板…5枚

網…3枚

蝶番(蝶番)…2個

釘などは入れてませんが、材料で言えば5種類のみです。

網も丁度いいサイズのものがあったので、それを中心に再度設計するようにしました。

 

 

肝になったのは、底部分と蓋にすのこを使用したことです。

ただし、蓋はすのこのみだと煙が充満せず、燻製器の役割を果たさないので、すのこ+木板で蓋を2重にすることに決めました。

すのこであれば一口コンロに安定します。実は底の設計には悩まされていて、底部を板で密閉してしまうと空気が入らずにウッドが燃えにくいので、しっかりと空気を流れさせることができ、かつ安定させるという条件でした。

 

すのこがいい感じに解消してくれたんです。

 

 

意外といい材料があるんだなぁと最近のホームセンターに感心。

 

3時間かけて制作。

 

出来あがりがこれです。

 

いいんじゃないか!?

 

 

コンロに置くとこんな感じ。

 

 

存在感ありますね。

 

注意が1点ありまして、一口コンロに安定するように設計したらうちのコンロだと、もう片方のコンロに火がつけられないという事象に陥りました。

すのこが少しはみ出てしまい、火を付けると底部のすのこに火が付きそうな距離感になってしまうんです。

 

ただし、我が家のコンロは二口が斜めに配置されている構造なので、横1列に配置しているコンロ

 

 

 

 

 

こういう奴だと問題ないみたいなので、一口しかない方、三口以上、もしくは横並びに並んでいる方にお勧めです。

縦並びの方や僕みたいに斜めに配置しているコンロの方は注意が必要です。

 

 

 

使ってみた使用感

結論、ヤバいです。前述の通り正直、いぶし処には戻れません。

木材なので温度が上がりにくい、また容量が大きいので、少し燻製の時間は伸びましたが、それでもコンロにしっかり安定すること、温度を気にしてキッチンとリビングを行ったり来たりしなくていいこと、3段あるので1回の燻製でおおよそ1.5倍の食材が燻製できるようになったこと、分解して収納できることを考えたら、正直これ以上はないんじゃないかと自画自賛してしまうぐらい使い勝手がいいです。

 

部品別の画像はこちら

底部分

蓋2

 

蓋1

壁(開閉式)

 

 

壁(背面)

 

ポイントは底パーツに木のブロックで土台を作り、取り外し可能、かつ安定させることができた点です。

ダイソーの木材は厚さが少々薄め(0.9cm)なので、その隙間を開け、立てる感じにしてます。

木材の厚さが変わればその分隙間の幅もまた変わるかと思います。

 

数日使ってみた使用感

何度も言うようですが、やはり自作の燻製器は最高です。

愛着があるというのもそうですが、単純に作りたい、ではなく、こういう機能が欲しい、と考え制作しましたので、

もうノンストレスです。むしろ日々の燻製に拍車がかかりました。

 

 

もちろん、市販の燻製器で問題ない人は問題ないと思いますし、これから燻製を始める方はまずは市販の燻製器で色々試してみるのが一番だと思います。

ただし、燻製の頻度が高くなってきている人、結構ガッツリ燻製やりたいよ!って方には絶対にお勧めです。

賃貸マンションでも自作の燻製器が活躍できるんですっていうところを証明できただけでも満足ですw

 

興味ある方いらっしゃればコメントやDMをどうぞ!

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それでは!

 

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