燻製サバのペペロンチーノ
燻製を初めてみようと思った方はまず初めに燻製材(スモークチップ・スモークウッド)の種類に迷ってしまうのではないでしょうか?
僕も燻製を始めた頃はどんな燻製材(スモークチップ・スモークウッド)がいいのか、この食材に合うのはどれなのか...
悩んで悩んで夜も眠れない日が続きました。
眠れないは言いすぎましたが、今回は様々な燻製材の特徴についてまとめて見ました。
参考になれば幸いです。
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目次
そもそもチップとかウッドとか言ってるけど何が違うの?
タイトルにもありますように、燻製材は2つの種類があります。
スモークチップ
スモークウッド
です。
わかりにくいかもしれませんが、木材を細かくしたものをチップ、木材をまとめて棒状にしたものをウッドと呼びます。
用途の違いに関しては燻製方法によるのですが、細かい話は過去記事(燻製の方法と主な工程)を参考してみてください。
いわゆる熱燻と温燻の話です。
熱燻の場合はチップを使用、温燻の場合はウッドを使用と覚えて下さい。
気になる値段に関してですが、比較は難しいですが、チップの方が長続きする印象があります。
もちろん木材の種類によって各メーカーの1パックあたりのg数も違うので一概に言えませんが。
メーカー別の比較はこの記事の最後にまとめて見たいと思います。
どんな食材に使えば良いのか。
いざ燻製となると、まずは何を燻製するのかを決めますよね。
燻製したい食材に対して最適な燻製材を使用しなければなりません。
燻製する食材によってはチップかウッドか、言い換えれば熱燻が良いのか温燻が良いのかがあるので、そちらも紹介したいと思います。
チップ=熱燻…肉や魚などの水分を多く含む、かつある程度の熱を与えた方が良い食材・調理に向いています。
ウッド=温燻…比較的何でも燻製出来ますが、時間がかかるため、下ごしらえによっては失敗してしまうこともあります。
要は食材によって燻製法や燻製材を変えていかないといけないということです。
こちらは色んなサイトや本を見ていると自然とわかるようになってきますので、初心者の方は現段階でピンと来なくても大丈夫です。
サクラとかリンゴとかいうけど結局どれがいいの?
よく頂く質問です。
毎回の返答で申し訳ないですが、こちらも答えは「燻製する食材による」なのです。
好みの問題もあるので、一概には言えませんが、どの燻製材を選ぶかによってかなり味も変わってきますので注意が必要です。
過去記事(スモークチップの種類と特徴)にもまとめましたが、簡単に燻製材の種類と特徴をまとめてみます。
サクラ
最もポピュラーなチップと呼ばれていますが個人的にはかなり燻製のにおいが強い気がします。豚肉などの肉類には向いているとは言われていますが、鶏肉や魚などには不向きです。
ヒッコリー
一番汎用性が高いチップ。肉から魚、チーズまで合う香りを出してくれます。その言葉に釣られ僕も最初に使用したチップはヒッコリーでした。
クルミ
イメージとしてはヒッコリーをもう少しおとなしめにした感じ。チーズには持ってこいと言われていますが、白身魚やサーモンにも良く使用されます。
ナラ
渋味があるチップ。色づきが良いためホタテのなどの魚介類が一番合うそうです。僕はまだ使用したことはありませんので、使用したらレビューを書きたいと思います。
リンゴ
甘い香りがつきます。チーズに使用すると後味にほのかな甘味が来るのでわかりやすいです。燻製独特の渋味が少ないので初心者にもオススメ。
ウイスキーオーク
個人的ナンバー1のチップです。とにかくウイスキーの甘味が来てマイルドに仕上がります。個人的には一番オールラウンダーと思うのですが、本やサイトにはあまりそうかかれておりませんw
どこのメーカーが出しているのか?
燻製材は色んなメーカーが発売していますが、僕も正直最初はどこのメーカーのものを使えばいいか全くわかりませんでした。
同じリンゴのチップなのに全く値段が違かったり、入っている量が全くバラバラだったりとなかなか購入のポイントがつかめずに、最近になってやっと固定のチップ、ウッドを購入するようになりました。
メーカー選びに関しては、個人的に価格の問題だと思っています。
あと、燻製する頻度も大量購入した方がいい場合もあるので、そちらも参考のポイントかなと。
※メーカーに関してはまとめ次第UPさせて頂きます。
こちらの記事も参考にして下さい。